GOLDEN FLIGHT
『GOLDEN FLIGHT』(ゴールデン・フライト)は、山口百恵の12枚目のスタジオ・アルバム。1977年8月21日にCBSソニーよりリリースされた。 概要帯コピー:ロックンロール・ガイズ & 百恵 今、最高にホットな音が聞える!! 山口百恵・ロンドン録音盤 ″百恵がロック・バンドで歌う、ライブ感覚の溢れたアルバム″というテーマの下、百恵にとって初の海外レコーディングが行われた[1]。バックトラックにも、元キング・クリムゾンのゴードン・ハスケルをはじめとして現地のミュージシャンを起用し、ロック色の強いアルバムに仕上がっている。 ディレクターの川瀬泰雄は「日本語で歌ってて、スタッフみんなイギリス人なんですよね、そのイギリス人が山口百恵が日本語で歌っているのを見て感動してましたよ」と語っている。 B-5「IMITATION GOLD」はシングル「イミテイション・ゴールド」の完全別アレンジ。B-1「愛のTWILIGHT TIME」は、曲を提供した浜田省吾が1980年に「火薬のように」のタイトルでセルフカバーしている。後に「いい日旅立ち」を提供する谷村新司が本作において初めて曲を提供している。 2003年6月4日に発売された全オリジナルアルバム22枚を復刻したCD-BOX『MOMOE PREMIUM』にはリマスタリング音源で収録されている。2007年9月30日には更なるマスターサウンド仕様が施された『Complete MOMOE PREMIUM』が発売された。 背景タイトルが ″ゴールデン・フライト″ となった理由は、「イミテイション・ゴールド」をロック調の新たなアレンジで収録したことにより、シングルとアルバムの共通イメージを ″ゴールド″ というキーワードで統一しようということになったため[2]。当初、アルバムのタイトルとして『百恵飛行』と仮題が付けられており、阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲による同名の楽曲も制作されていたが、百恵の楽曲にしては音域が広すぎるという理由からお蔵入りとなった[2]。他にも本作に収録予定だった楽曲に「東京の空の下あなたは」があり、この曲はロンドンでレコーディングされたものの最終的に収録が見送られた。その後コンサートで何度か歌われたものの、レコード化されることなくお蔵入りになっていたが、前述の『MOMOE PREMIUM』の特典ディスクに収録され、レコーディングから26年目にして漸く日の目を見ることとなった。 収録曲全編曲: 加藤ヒロシ。
クレジットミュージシャン
スタッフ
スタジオ
関連人物関連作品脚注出典参考資料
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