F1エンジンメーカーの一覧

F1エンジンメーカーの一覧(F1エンジンメーカーのいちらん)では、1950年に始まった、FIA F1世界選手権に参戦したことがあるエンジンメーカーの一覧を記す。

基本的にはエンジンを製造したメーカーを指すが、1967年フォードのイギリス法人「イギリス・フォード」の出資でコスワースが開発した「フォード」ブランドのDFVエンジンや、1994年メルセデス・ベンツ・グループイルモアに出資し、「メルセデス」ブランドのエンジンを2005年までイルモアが開発した(同年にメルセデスがイルモアのF1部門を完全子会社化して「メルセデス・ベンツ・ハイパフォーマンス・エンジンズ」(現:メルセデスAMG・ハイパフォーマンス・パワートレインズ)と改称し、2006年以降はメルセデスの自社開発となっている)例がある。

また、チームのスポンサーによるバッジネームを使用し、製造したメーカーと異なる名称となる場合(例として1983-1987年にマクラーレンのスポンサーであったTAGが出資し、ポルシェが開発した「TAG」や、2023-2025年にレッドブル・パワートレインズ(RBPT)のパワーユニット(PU)を製造しているホンダ・レーシング(HRC)の親会社「ホンダ」の名を付けた「ホンダ・RBPT」など、いくつかの例がある)があるため、脚注で補足する。

参戦メーカーの一覧

記録は2024年アブダビグランプリ終了時点。

2025年のF1世界選手権に参戦するメーカー

2025年に参戦するエンジン(パワーユニット、以下PU)メーカーを示す。

  • デフォルトの序列は優勝回数順。
意味
コンストラクターズチャンピオン獲得経験があるメーカー
名称(和名) 名称(英名) 国籍 活動年 出走 優勝 PP FL 表彰台 得点 WCC WDC 現在の供給チーム 備考
フェラーリ Ferrari イタリアの旗 1950- 1,100 249 255 272 835 11,404 16 15 フェラーリ
ハース
キック・ザウバー
[注 2]
メルセデス Mercedes ドイツの旗 1954-1955,
1994-
582 222 233 221 612 14,880.5 11 13 メルセデス
マクラーレン
アストンマーティン
ウィリアムズ
[注 3]
ルノー Renault フランスの旗 1977-1986,
1989-1997,
2001-2025
[注 4]
747 169 213 177 465 8,206.5 12 11 アルピーヌ [注 5]
ホンダRBPT Honda RBPT イギリスの旗 2023-2025
[注 6]
46 30 22 17 48 1,520 1 2 レッドブル
レーシングブルズ
[注 7]

今後参戦が予定されているメーカー

かつて参戦していたエンジンメーカー

意味
コンストラクターズチャンピオン獲得経験があるメーカー
名称(和名) 名称(英名) 国籍 活動年 出走 優勝 PP FL 表彰台 得点 WCC WDC 備考
ATS[注 8] ATS イタリアの旗 1963-1964,
1967
7 0 0 0 0 0 0 0 [注 9]
BMW BMW ドイツの旗 1952-1954,
1967-1968,
1982-1987,
2000-2009
270 20 33 33 86 1,021 0 1 [注 10]
BRM[注 11] BRM イギリスの旗 1951,
1956-1960,
1962-1977
189 18 11 14 65 499 1 1 [注 12]
BWTメルセデス BWT Mercedes オーストリアの旗 2019-2020 38 1 1 0 4 268 0 0 [注 13]
EMW EMW 東ドイツの旗 1953 1 0 0 0 0 - - 0
ERA ERA イギリスの旗 1950-1951 4 0 0 0 0 - - 0
JAP英語版[注 14] JAP イギリスの旗 1950 1 0 0 0 0 - - 0 [注 15]
OSCA[注 16] O.S.C.A. イタリアの旗 1951-1953,
1958-1959,
1961-1962
8 0 0 0 0 0 0 0
RBPT[注 17] RBPT イギリスの旗 2022 22 17 8 8 28 794 1 1 [注 18]
TAG TAG ルクセンブルクの旗 1983-1987 68 25 7 18 54 405.5 2 3 [注 19]
アジアテック Asiatech 日本の旗 2001-2002 33 0 0 0 0 3 0 0 [注 20]
アストンマーティン Aston Martin イギリスの旗 1959-1960 5 0 0 0 0 0 0 0 [注 21]
アルタ Alta イギリスの旗 1950-1959 26 0 0 0 1 0 0 0
アルファロメオ Alfa Romeo イタリアの旗 1950-1951,
1961-1963,
1965,
1968,
1970-1971,
1976-1987
214 12 15 20 40 148 0 2 [注 22]
アロウズ Arrows イギリスの旗 1998-1999 32 0 0 0 0 7 0 0 [注 23]
イルモア Ilmor イギリスの旗 1991-1992,
1994
37 0 0 0 0 12 0 0 [注 24]
ヴァンウォール Vanwall イギリスの旗 1954-1960 28 9 7 6 13 57 1 0 [注 25]
ウェスレイク英語版 Weslake イギリスの旗 1966-1968 18 1 0 2 2 13 0 0
ヴェリタス英語版 Veritas ドイツの旗 1951-1953 6 0 0 0 0 - - 0 [注 26]
エイサー Acer 中華民国の旗 2001 17 0 0 0 0 4 0 0 [注 27]
オゼッラ Osella イタリアの旗 1988 10 0 0 0 0 0 0 0 [注 28]
オッフェンハウザー英語版 Offenhauser アメリカ合衆国の旗 1959 1 0 0 0 0 0 0 0 [注 29]
カステロッティ Castellotti イタリアの旗 1960 3 0 0 0 0 3 0 0 [注 30]
クッヒェン Küchen ドイツの旗 1952 1 0 0 0 0 - - 0
クライマックス[注 31] Climax イギリスの旗 1957-1969 96 40 44 44 104 684 4 4
コスワース Cosworth イギリスの旗 2000-2006,
2010-2013
199 0 1 1 2 179 0 0 [注 32]
ゴルディーニ Gordini フランスの旗 1950-1956 40 0 0 1 2 - - 0
コンレロ英語版 Conrero イタリアの旗 1961 1 0 0 0 0 0 0 0 [注 33]
ザウバー Sauber スイスの旗 1993 16 0 0 0 0 12 0 0 [注 34]
ザクスピード Zakspeed ドイツの旗 1985-1988 51 0 0 0 0 2 0 0 [注 35]
ジャガー Jaguar イギリスの旗 1950 1 0 0 0 0 - - 0 [注 36]
ジャッド Judd イギリスの旗 1988-1992 68 0 0 3 8 86 0 0 [注 37]
スーパーテック英語版 Supertec フランスの旗 1999-2000 33 0 0 1 3 42 0 0 [注 38]
スカラブ英語版 Scarab アメリカ合衆国の旗 1960 2 0 0 0 0 0 0 0 [注 39]
セレニッシマ英語版 Serenissima イタリアの旗 1966 1 0 0 0 0 1 0 0
タグ・ホイヤー TAG Heuer スイスの旗 2016-2018 62 9 3 13 42 1,255 0 0 [注 40]
タルボ Talbot フランスの旗 1950-1951 13 0 0 0 2 - - 0
テクノ Tecno イタリアの旗 1972-1973 10 0 0 0 0 1 0 0 [注 41]
トヨタ Toyota 日本の旗 2002-2009 140 0 3 4 17 384 0 0 [注 42]
トロ・ロッソ Toro Rosso イタリアの旗 2017 20 0 0 0 0 53 0 0 [注 43]
ハート Hart イギリスの旗 1981-1986,
1993-1997
145 0 2 2 5 63 0 0
バターワース英語版 Butterworth イギリスの旗 1952 2 0 0 0 0 - - 0
フォード(自社製造) Ford アメリカ合衆国の旗 1963-1966 7 0 0 0 0 2 0 0 [注 44]
フォードコスワース Ford (Cosworth) イギリスの旗 1967-1999,
2003-2004
516 176 139 159 533 4,284.5 10 13 [注 45]
フォンドメタル Fondmetal イタリアの旗 2000 17 0 0 0 0 0 0 0 [注 46]
ブガッティ Bugatti フランスの旗 1956 1 0 0 0 0 - - 0 [注 47]
プジョー Peugeot フランスの旗 1994-2000 115 0 0 1 14 128 0 0 [注 48]
プラット & ホイットニー Pratt & Whitney アメリカ合衆国の旗 1971 3 0 0 0 0 0 0 0 [注 49]
ブリストル Bristol イギリスの旗 1952-1957 17 0 0 0 1 - - 0
プレイライフ英語版 Playlife イタリアの旗 1998-2000 49 0 1 1 6 69 0 0 [注 50]
ペトロナス Petronas マレーシアの旗 1997-2005 151 0 0 0 4 142 0 0 [注 51]
ボルクヴァルト Borgward ドイツの旗 1959,
1962-1963
1 0 0 0 0 0 0 0
ポルシェ Porsche ドイツの旗 1958-1964,
1991
35 1 1 0 5 48 0 0 [注 52]
ホンダ Honda 日本の旗 1964-1968,
1983-1992,
2000-2008,
2015-2021
481 89 90 76 223 3,409 6 6 [注 53]
マセラティ Maserati イタリアの旗 1950-1963,
1966-1969
108 11 11 17 44 72 0 2 [注 54]
マトラ Matra フランスの旗 1968,
1970-1972,
1975-1978,
1981-1982
125 3 4 6 24 173 0 0 [注 55]
無限ホンダ Mugen Honda 日本の旗 1992-2000 147 4 1 0 16 182 0 0 [注 56]
メカクローム Mecachrome フランスの旗 1998 16 0 0 0 3 38 0 0 [注 57]
メガトロン Megatron スイスの旗 1987-1988 32 0 0 0 1 35 0 0 [注 58]
モトーリ・モデルニ Motori Moderni イタリアの旗 1985-1987 44 0 0 0 0 0 0 0 [注 59]
ヤマハ Yamaha 日本の旗 1989,
1991-1997
116 0 0 0 2 36 0 0 [注 60]
ヨーロピアン英語版 European イギリスの旗 2001 17 0 0 0 0 0 0 0 [注 61]
ランチア Lancia イタリアの旗 1953-1955 4 0 2 1 1 - - 0 [注 62]
ランボルギーニ Lamborghini イタリアの旗 1989-1993 80 0 0 0 1 20 0 0
リー・フランシス Lea-Francis イギリスの旗 1952-1954 10 0 0 0 0 - - 0
レプコ Repco オーストラリアの旗 1966-1969 33 8 7 4 25 126 2 2

決勝レースに参戦できなかったメーカー

名称(和名) 名称(英名) 国籍 活動年 参加 備考
BPM[注 63] BPM イタリアの旗 1952 1 予選不通過
スバル Subaru 日本の旗 1990 8 全戦予備予選不通過[注 64]
デ・トマソ De Tomaso イタリアの旗 1962 1 予選不通過[注 65]
フィアット FIAT[注 66] イタリアの旗 1950 1 予選不通過
ライフ Life イタリアの旗 1990 12 全戦予備予選不通過[注 67]

脚注

注釈

  1. ^ 1950年から1960年まではF1世界選手権のシーズンに形式上組み込まれていた。
  2. ^ F1世界選手権初年度の1950年からフルワークスチームとして参戦。1956-1957年はランチアから譲渡されたエンジンを使用。
  3. ^ 1954-1955年及び2010年以降はフルワークスチームとして参戦。1994-2005年はイルモアが製造。
  4. ^ 2025年をもってPU製造を終了[1]
  5. ^ 1977-1985年、2002-2010年(2011年もコンストラクター名は「ルノー」のままだが、チームを売却したためカスタマーチーム扱い)及び2016-2025年(2021年からルノー傘下のアルピーヌに移管)はフルワークスチームとして参戦。「タグ・ホイヤー」(2016-2018)及び「トロ・ロッソ」(2017)による記録は含まない。
  6. ^ RBPTは2026年からフォードとの提携でPUを製造するため、ホンダとの提携は2025年で終了する[2]
  7. ^ ホンダ・レーシング(HRC)が製造。2022年のRBPT名義の記録は含まない。
  8. ^ 正式名称は「アウトモビリ・トゥーリズモ・エ・スポルト(Automobili Turismo e Sport)」。
  9. ^ 1963年のみフルワークスチームとして参戦。
  10. ^ 2006-2009年はフルワークスチーム(BMWザウバー)として参戦。
  11. ^ 正式名称は「ブリティッシュ・レーシング・モータース (British Racing Motors)」。
  12. ^ 1951年と1956-1977年にフルワークスチームとして参戦したが、1961年のみ自社製エンジンの制作が間に合わず、クライマックスエンジンを使用した。1966年アメリカグランプリH型16気筒エンジンを搭載したロータス・43英語版を駆るジム・クラークにより、F1では最多気筒数のエンジンによる優勝を飾った。
  13. ^ メルセデスAMG・HPPが製造。レーシング・ポイントがバッジネームを採用。
  14. ^ 正式名称は「J. A. プレストウィッチ・インダストリーズ (J. A. Prestwich Industries)」。
  15. ^ F2仕様の1.1L V型2気筒エンジンをクーパー・12英語版に搭載し、1950年モナコグランプリに参戦[8][9]。2気筒はF1史上最少のシリンダー数である[10]
  16. ^ 正式名称は「オフィチーネ・スペチアリッツァーテ・コストルジオーニ・アウトモビリ (Officine Specializzate Costruzione Automobili)」。
  17. ^ 正式名称は「レッドブル・パワートレインズ (Red Bull Powertrains)」。
  18. ^ ホンダ・レーシング(HRC)が製造したPUをRBPTが使用。翌2023年から「ホンダ・RBPT」に名称を変更。
  19. ^ ポルシェが製造。マクラーレンがバッジネームを採用。
  20. ^ 2000年に撤退したプジョーのエンジン開発を引き継いだ。
  21. ^ 当時はフルワークスチームとして活動。2021年以降はコンストラクターとしての活動。
  22. ^ 1950-1951年、1979-1985年はフルワークスチームとして活動。
  23. ^ アロウズがハートを買収し、自社製エンジンとして使用。
  24. ^ 1993-1994年はザウバーにエンジンを供給したが、1993年は「ザウバー」名義、翌1994年は「メルセデス」名義で参戦したため、イルモアの記録に含まれない。
  25. ^ フルワークスチームとして活動。初代コンストラクターズチャンピオン
  26. ^ フルワークスだが、全車プライベート参戦。
  27. ^ フェラーリが製造。プロストがバッジネームを採用。
  28. ^ オゼッラは1983年からアルファロメオからエンジンの供給を受けていたが、アルファロメオがエンジンサプライヤーの活動を終了した1987年以降はオゼッラが自社で管理し、1988年は名称も「オゼッラ」に変更された。
  29. ^ 1950-1960年にF1世界選手権の一戦として組み込まれていたインディ500以外の参戦は、1959年アメリカグランプリのみ。
  30. ^ フェラーリの旧型直列4気筒エンジンがベース[11]
  31. ^ 正式名称は「コヴェントリー・クライマックス (Coventry-Climax)」。
  32. ^ 1967-1999年は「フォード」名義で参戦していたが、コスワースがアウディ傘下に入った際にフォードがレース部門を切り離し「コスワース・レーシング」として子会社化され、2000年にフォード傘下の「ジャガー」ブランドでフルワークスチームとして活動を開始してから、エンジン名を「コスワース」に変更した。なお、ジャガーのF1撤退とともにフォードはコスワース・レーシングを売却し、以後は独立系エンジンビルダーとして活動。ミナルディは2000年に「フォンドメタル」、2001年に「ヨーロピアン」、ジョーダンは2003-2004年に「フォード」のバッジネームを採用したが、これらの記録は含まれない。
  33. ^ アルファロメオ・ジュリエッタのエンジンにバッジネームを付けて参戦[12]
  34. ^ イルモアが製造し、1993年にF1参戦を開始したザウバーがバッジネームに採用。翌1994年以降は「メルセデス」ブランドで供給を開始。
  35. ^ 1985-1988年はフルワークスチームとして活動したが、1989年にヤマハエンジンを使用したのち撤退。
  36. ^ プライベーターのクレメンテ・ビオンデッティ英語版フェラーリ・166S英語版にジャガーエンジンを搭載して1950年イタリアグランプリに参戦[13][14]。フェラーリに自社製以外のエンジンが搭載された唯一の例[15]
  37. ^ エンジンサプライヤーから撤退後の1993-1997年はヤマハと共同でエンジンを製作。
  38. ^ 1997年のルノー撤退後、メカクロームがルノーの1997年型RS9をベースとしたエンジンを翌1998年から製造・供給していたが、1999年以降の独占販売権を取得して供給。ベネトンのみ「プレイライフ」のバッジネームを採用していたため、スーパーテックの成績には含まれない。
  39. ^ フルワークスチームとして参戦。
  40. ^ ルノーが製造。レッドブルがバッジネームを採用。
  41. ^ フルワークスチームとして活動。
  42. ^ フルワークスチームとして参戦。
  43. ^ ルノーが製造。トロ・ロッソがバッジネームを採用。
  44. ^ エンジンは自社製造で、後にコスワースへ資金を提供したフォード(コスワース)と記録は別扱い。
  45. ^ コスワースが製造。フォードの資金提供により「フォード」名義で参戦。2000年にフォードが傘下の「ジャガー」ブランドでフルワークスチームとして参戦を開始してから「コスワース」に改称されたが、2003-2004年のジョーダンは「フォード」のエンジン名称で参戦しているため、フォード(コスワース)の成績に含める。
  46. ^ コスワースが製造。ミナルディがバッジネームを採用。フォンドメタルは1991-1992年にコンストラクターとして参戦している。
  47. ^ フルワークスチームとして参戦。
  48. ^ 撤退後はアジアテックに開発を譲渡。
  49. ^ 元々はインディ500用に開発されたが、ロータスF1では唯一となるガスタービンエンジン56Bに搭載した。
  50. ^ 1997年にルノーがF1のエンジン供給から撤退し、翌1998年からメカクロームがルノーの最終型RS9をベースとしたエンジンを開発し供給(1999-2000年はスーパーテックが供給)。ベネトンはこの間、ベネトン・グループの子会社「プレイライフ」のバッジネームを採用。
  51. ^ ザウバーがバッジネームを採用。フェラーリが製造・供給したエンジン(基本的には型落ち)をザウバー・ペトロナス・エンジニアリング英語版(SPE)がチューニング。
  52. ^ 1983-1987年の「TAG」名義による成績は除く。
  53. ^ 1964-1968年及び2006-2008年はフルワークスチームとして参戦。
  54. ^ 1950年及び1952-1957年はフルワークスチームとして参戦。
  55. ^ 1968年及び1970-1972年はフルワークスチームとして参戦したが未勝利で撤退。その後エンジンサプライヤーとして活動し、リジェにより3勝を挙げている。
  56. ^ 無限(現:M-TEC)が本田技術研究所V型10気筒エンジンを共同開発。当初はホンダ・RA101EをベースとしたMF351Hシリーズを供給し、排気量が3.5Lから3Lに下げられた1995年以降はMF301Hシリーズに移行して4勝を挙げた。
  57. ^ 元々ルノーのカスタマー供給を請け負っていたが、1997年にルノーが撤退したことにより、同年のRS9をベースとしたエンジンを供給。それまでルノーエンジンを搭載していたウィリアムズベネトンが使用したが、ベネトンは「プレイライフ」のバッジネームを採用したため、メカクロームの記録には含まれない。1999-2000年はスーパーテックがメカクロームの独占販売権を得たため、「メカクローム」名義でのエンジン供給は1年で終了した。
  58. ^ BMWの活動縮小に伴い、かつて製造していたM12/13エンジンハイニー・マーダードイツ語版により改良・供給され、「メガトロン」のバッジネームを採用した。
  59. ^ 撤退後の1990年にスバルと提携し、水平対向12気筒エンジンを製造した(供給はスバル)。
  60. ^ 1993年以降はジャッドと共同開発。
  61. ^ コスワースが製造。ミナルディがバッジネームを採用。
  62. ^ 1954-1955年にフルワークスチームとして参戦したが、資金難により撤退。マシンやエンジンはフェラーリに譲渡され、翌1956年に5勝を挙げている。
  63. ^ 正式名称は「ボッタ・プリチェッリ・ミラノ (Botta Puricelli Milano)」。
  64. ^ モトーリ・モデルニF1では最後となる水平対向12気筒エンジンを共同開発し、コローニに出資及び供給を行ったが一度も予備予選を通過できず、前半8戦でスバルはF1から撤退した。
  65. ^ 唯一の参戦となった1962年イタリアグランプリはフルワークスチームとして参戦。
  66. ^ 「ファブリカ・イタリアーナ・アウトモビリ・トリノ (Fabbrica Italiana Automobili Torino)」の略。
  67. ^ フルワークスチームとして参戦し、F1で唯一実戦に投入されたW型12気筒エンジンを搭載するが、第13戦からの2戦はジャッドにエンジンを変更するも、シーズン終了を待たずに撤退。

出典

  1. ^ ルノーがF1エンジンプログラム終了を正式に発表。アルピーヌは2026年からカスタマーチームに”. autosport web (2024年10月1日). 2025年1月31日閲覧。
  2. ^ a b フォード、レッドブル・グループとの提携を発表。2026年からレッドブル&アルファタウリにPUを供給”. autosport web (2023年2月4日). 2025年1月31日閲覧。
  3. ^ FIAフォーミュラ・ワン世界選手権への参戦について”. HONDA (2023年5月24日). 2025年1月31日閲覧。
  4. ^ 2026年からF1参戦のアウディ、ザウバーとファクトリーチーム契約。株式取得の計画も”. autosport web (2022年10月26日). 2025年1月31日閲覧。
  5. ^ アウディが2026年F1参戦に向け、ザウバー・グループの完全買収に合意”. autosport web (2024年3月9日). 2025年1月31日閲覧。
  6. ^ F1に11番目のチームが誕生へ。GM/キャデラックの2026年参戦において基本合意が成立。将来はPUも製造、フルワークスに”. autosport web (2024年11月26日). 2025年1月31日閲覧。
  7. ^ キャデラックF1参戦に向け、GMが新たなパワーユニット会社を設立。10年以内のフルワークス体制確立を目指す”. autosport web (2025年1月10日). 2025年1月31日閲覧。
  8. ^ Monaco 1950 - Race entrants”. STATS F1. 2025年2月1日閲覧。
  9. ^ Monaco 1950 - Result”. STATS F1. 2025年2月1日閲覧。
  10. ^ Engine JAP” (フランス語). STATS F1. 2025年2月1日閲覧。
  11. ^ Engine Castellotti” (フランス語). STATS F1. 2025年2月1日閲覧。
  12. ^ Engine Conrero” (フランス語). STATS F1. 2025年2月1日閲覧。
  13. ^ Italy 1950 - Race entrants”. STATS F1. 2025年2月1日閲覧。
  14. ^ Italy 1950 - Result”. STATS F1. 2025年2月1日閲覧。
  15. ^ Ferrari - Engines”. STATS F1. 2025年2月1日閲覧。

参照文献

関連項目

Information related to F1エンジンメーカーの一覧

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